リスカの隠し方 ― 夏の薄着シーズンを前に考えたいこと|美容外科 美容整形 西新宿杉江中央クリニック
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今まさに夏本番。日差しが強く、自然と半袖やノースリーブを着る機会が増えてきました。
けれども腕にリスカ跡(リストカットの傷跡)がある方にとって、この季節の薄着は大きな悩みの種になりがちです。
暑さの中で長袖を着続けるのは現実的ではなく、周囲の目も気になってしまうもの。
「どうやってリスカを隠せばいいのか」「汗をかいても自然に見える方法はあるのか」といった疑問や不安は、夏になると特に多く寄せられるテーマです。
ここでは、日常的な隠し方から、根本的に傷跡を目立たなくする医療的な選択肢までをご紹介します。
リスカ跡を隠すために多くの方が最初に取り入れるのがコンシーラーやファンデーションです。
肌色に近いカラーを重ねることで赤みや色素沈着をカバーできます。最近では防水性の高いボディ用ファンデーションも登場しており、一時的な方法としては有効です。
ただし夏は汗や皮脂で崩れやすく、時間が経つとヨレや色落ちが目立ちやすいのが難点です。
また、肌色のテープや絆創膏を貼る方法も一般的です。手軽ですが、汗で剥がれやすくかえって不自然に見えてしまうことも。日常的に使うには限界があります。
さらに、リストバンドや時計、アクセサリーで隠す方法もあります。ファッションに取り入れやすい反面、常に同じ部位を覆っていると不自然に感じられることがあり、蒸れてかゆみが出ることもあります。
夏はどうしても薄着になるため、リスカ跡を隠すのは簡単ではありません。
実際にインターネット検索でも「リスカ 夏 隠し方」といった組み合わせが多く見られるように、同じ悩みを抱えている方は非常に多いのです。
ファンデーションは汗で落ちやすく、テープも蒸れて剥がれやすい。半袖やノースリーブを着たいのに「今日はどんな風に隠そう」と考え続けるのは、精神的にも大きな負担になります。
そのため近年は、市販のカバー方法だけでなく、根本的にリスカ跡を目立たなくする治療を求める方が増えているのも自然な流れと言えるでしょう。
リスカ跡は時間が経っても完全に消えることは少なく、白い線や赤みが残ることが多いです。
コンシーラーやテープといったセルフケアでは限界があり、より確実に改善を目指すなら医療機関でのリスカ跡治療が選択肢となります。
当院でも「夏までに半袖を気にせず着たい」「できるだけ自然に薄くしたい」といったご相談を多くいただいています。
主な傷跡修正には、以下のような方法があります。
赤みや色素沈着を改善し、皮膚の再生を促すことで徐々に傷跡を目立たなくしていきます。ダウンタイムが少なく、自然な改善を求める方に適しています。
傷跡が集中している部分を切除し、きれいに縫い直す方法です。リスカ跡特有の「並んだ線」を改善したい場合に有効です。
成長因子や再生医療製剤を注入して皮膚の修復力を高め、凹凸や質感を整える治療です。
状態によっては皮膚表面を削って再生を促したり、別の部位から皮膚を移植して傷跡をカバーする方法もあります。
これらはリスカ跡の数や深さ、治療期間の希望によって適した方法が異なります。
「短期間で改善したい」方には外科的治療を、「自然に少しずつ改善したい」方にはレーザーや注入療法が適しています。
夏の薄着シーズンに「どう隠そう」と悩み続けるのは大きなストレスです。
コンシーラーやリストバンドといったカバー方法は一時的には有効ですが、汗や日常生活では限界があります。
当院ではレーザー治療・光治療・切開法・剥削法など豊富な傷跡修正治療をご用意しています。
リスカ跡の状態やご要望に応じて、最適なリスカ跡治療をご提案可能です。
「隠す」ことに疲れてしまった方へ。医療による根本的な治療を選ぶことで、半袖やノースリーブを気にせず楽しめる夏を取り戻すことができます。
リスカ跡でお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。